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パラミツとコパラミツ

更新しないでいる間に夏が終わってしまいました。
魚、植物…など色々ありました。
特大のタマンが釣れたり、台風が来たり…。

それはこれから少しずつ書くとして、記念すべきブログ再開の記事はコパラミツについて…♪
昨年の秋、コパラミツの種を入手し、発芽させました。
それから一年近くが経ち、順調に大きくなっています。
DSC_0617--7409818.jpg
一番大きいものは人の背丈を超えています。
苗は10本近くありますが、全てパラミツ台木に接いであります。
コパラミツは土壌に対する適応性の幅が狭いので土選びが難しいのです。

アルミニウムとシリカが豊富に含まれる、弱酸性の非浸食土…だとかなんとか。
確かに、実生で育てているとだんだんと葉の色が悪くなり、勢いが落ちて来ます。
それならば、パラミツに接いでしまった方が話は早いでしょう。

とは言え、パラミツは樹液が溢れやすく、なかなか接ぎ木困難です。
そこで、寄せ接ぎをすることにしました。
台木と穂木、両方に根がある状態で接ぐ方法です。
DSC_0505.jpg
こんなふうに、鉢を近づけて台木と穂木を近づけ、双方の接合部を削って合わせてテープで巻きます。
形成層を合わせるのは普通の接ぎ木と同じです。

この方法だと失敗はほとんどなく、オールシーズン接ぎ木可能です。
マンゴー、カニステル、レモン、マンゴスチン、アボカドも簡単に接げました。
切り離すまでの期間は樹種や季節によって違いますが、高温期にパラミツを接ぐ場合は3週間で大丈夫です。
一回で切るのが不安な場合は少しずつ切れ目を入れて様子を見ながら分離すれば安心です。

さて、そんなわけでパラミツに接いだコパラミツが順調に育っています。
パラミツの種も入手して、幼苗でも接いでみました。
まだ細い台木でも接げるのが、寄せ接ぎの利点です。
DSC_0622--897019612.jpg
パラミツは若木の間、切れ込みのある葉が出ます。
クワ科植物によく見られる異形葉という現象で、パラミツの学名の由来にもなっています。
一番上の写真でよくわかるように、コパラミツにもやはり異形葉は起きますが、全ての個体で起きるわけではありません。

パラミツとコパラミツの見分け方として、葉っぱの裏に繊毛があるのがコパラミツ、ないのがパラミツとはよく言われますが、パラミツも幼苗の間は繊毛があります。
推測するに、コパラミツはパラミツの原始的なタイプなのでしょう。

個体発生は系統発生を繰り返す!!という生物学の大前提に従えば、パラミツの幼木に繊毛があり成長するとなくなるということは、パラミツの直系の先祖には繊毛があったということになります。
とするとそれはコパラミツです。

コパラミツの方が土壌適応性の幅が狭い、果実が小さく匂いがきつい、分布域が狭い、低温耐性もやや低い…など、コパラミツの方がパラミツよりやや原始的で進化、適応が進んでいないことを裏付けるような傍証もいくつかあります。
ということで、より適応力のあるパラミツにコパラミツを接ぐことは理にかなっていると考えます。
さて、安心して育てられるコパラミツの苗は出来たので、これからがスタートです。
コパラミツの結実まで、気長に付き合って行きます。
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